Kafka-0.8.1.1での修正点
こんにちは。
RPMパッケージを作ったと思ったら元がバージョン更新されていたので、
Kafka-0.8.1.1での修正点をざっとまとめてみました。
参照:
https://archive.apache.org/dist/kafka/0.8.1.1/RELEASE_NOTES.html
Kafka-0.8.1.1での修正点
不具合対応
- [KAFKA-1310] ZooKeeperのタイムアウトによってコントローラがデッドロックに陥る
- [KAFKA-1311] Topicの削除が安定するまでデフォルトOFFにするフラグの追加
- [KAFKA-1315] log.dirsの末尾にスラッシュ(/)が使用できない
- [KAFKA-1317] KafkaServer終了時、Topic削除スレッドとメトリクス取得スレッドが終了しない
- [KAFKA-1323] log.dirsが相対パスをサポートしない
- [KAFKA-1350] 状態変更時の過度のログ出力の防止
- [KAFKA-1355] リーダー選出時のメタデータ更新リクエスト回数の削減/最適化
- [KAFKA-1358] KafkaBrokerがZooKeeperに再接続する際に例外が発生する
- [KAFKA-1362] sources and javadoc jarsをリリース媒体に含める
- [KAFKA-1363] テストメソッド「testTopicConfigChangesDuringDeleteTopic」がハングアップする
- [KAFKA-1365] 「kafka-preferred-replica-election.sh」によるレプリカリーダー設定が2回目以降失敗する
- [KAFKA-1373] LogCleanerはチェックポイントが存在しない場合にOffSetが0を前提としており、それ以外の場合に問題が発生する
- [KAFKA-1398] Topicの設定変更が消滅するケースがあり、内容次第でKafkaBroker起動時に致命的なエラーが発生する
・・・という形で、特に機能の追加は行われておらず、不具合対応のみの対応となっています。
そのため、設定ファイルや起動スクリプトなどは一切修正されておらず、
libsディレクトリ配下のライブラリファイルのみが更新されています。
#だからこそ0.8.1→0.8.1.1というバージョン更新になったわけでしょうけど
元々0.8.1を使用していた場合はライブラリのみ更新すれば問題なく移行できそうですね。