夢とガラクタの集積場

落ちこぼれ三流エンジニアである管理人の夢想=『夢』と、潰えた夢=『ガラクタ』の集積場です。

電力不足が深刻化する東日本で、何が出来るんだろう?(その4)

てなわけで、「2.エネルギー戦略を見直す。」について書いていきます。
ようやくですが。

ちなみに電力の不足について書かれた記事はよりわかりやすいとこを見つけました。
#以後、本ブログでも電力の現状を示す際には下記のブログの引用をさせていただきます。

東京電力計画停電を考える
http://ameblo.jp/kazue-fujiwara/entry-10835236187.html

上記ブログ管理人のkazuさんはサマータイムで節電という1つの結論を出しています。
人/電力消費の『場所的な避難』ではなく、『時間的な避難』という形での対処とするものですね。

とはいえ、一応この一連の記事の目的は「2.エネルギー戦略を見直す。」について
今わかっていることを書いて、まとめておこうという目的のため、
エネルギー戦略に対する感想や考えみたいなものを書いていきます。

まず最初にそもそも発電の手段ってどんなのがあるか、を列挙します。
結果は下記の通り。

1.火力発電:燃料の持つ化学エネルギーを燃焼により熱に変換し、さらに運動エネルギーに変換する発電。
2.原子力発電:核反応により熱エネルギーを得る発電。運動エネルギーへの変換は、通常は蒸気タービンを用いる。
3.水力発電:水の位置エネルギーによる発電。
4.核融合発電:原子核の融合によってエネルギーを得る発電。
5.地熱発電:地熱による発電。
6.太陽熱発電:太陽光の熱エネルギーによる発電。
7.風力発電:風の運動エネルギーによる発電。
8.波力発電:波の運動エネルギーによる発電。
9.潮力発電:潮の干満の位置エネルギーによる発電。
10.炉頂圧発電:高炉の高圧ガスでタービンを回す発電。
11.冷熱発電:LNGの冷熱を利用し、中間熱媒体を液化、循環させて発電。
12.海洋温度差発電:海面の温水と深海の冷水の温度差を利用する発電。
13.人力発電:人間を動力源とする発電。燃料や電池の補給が難しい局面で重宝される。
14.燃料電池発電:燃料の化学エネルギーを直接電力に変換する発電。部分出力でも発電効率が良い。
15.太陽光発電:太陽光エネルギーを太陽電池で直接電力に変換する発電。自然エネルギーなので燃料の購入の必要がない。
16.宇宙太陽光発電:宇宙空間で太陽光発電を行い、それによって得た電力を地上に送る。
17.MHD発電:ファラデーの法則に基づきプラズマなどを用いて発電する。
18.熱電発電:温泉水と河川水などの温度差を利用して熱電変換素子により発電する。
19.振動発電:圧電素子と振動板を組み合わせることにより、音や振動のエネルギーを電気エネルギーに変換する発電。

・・・・なんか、思ったより一杯あるんですね。
まずは分類分けしよう。ただ時間も時間のため、分類分け等は次回以降に。