夢とガラクタの集積場

落ちこぼれ三流エンジニアである管理人の夢想=『夢』と、潰えた夢=『ガラクタ』の集積場です。

ツーロングを再現してみようと挑戦してみました→失敗・・・

こんにちは。

この間自然食品店を色々回ってみて面白い食品が無いか探している時に、非常に好みなお菓子を見つけてしまいました。
#色々回ってみるのは趣味です。

何かというと、「木のひげのツーロングA」というお菓子です。
下記のようなお菓子です。

甘くなく、非常に固く、全粒粉の歯ごたえと香ばしさにシナモンの香りがうまく合わさった
「甘くないお菓子」として非常に美味しいお菓子でした。

ツーロングの材料は?

非常に美味しかったので原材料を確認したところ、下記のように非常にシンプルな素材のみ。
実質粉と油のみで形作っているということになりますね。

南部小麦
全粒粉
植物油(なたね油)
塩(岩塩)
シナモン

これだけシンプルな構成であれば自分で似たようなものを作れるのではないか・・・
ということで、近所のスーパーで手に入った材料と家にある材料を組み合わせて試し作りをしてみました。

試し作りの材料

試し作りの材料として実際につかった材料と分量は下記です。

全粒粉     100g
グラハム粉  70g
ゴマ油      60ml
塩(岩塩)   1g

南部小麦が手に入らなかったので、通常の全粒粉で代用しています。
また、元々のツーロングに通常の全粒粉としては妙に粒が大きな粉が混じっており、
荒挽き全粒粉が入手できなかったため、その部分はグラハム粉として代用しています。
あとシナモンは近所になかったので今回はお預けです。

作りかたは非常にシンプルで、下記です。

  • 1.材料を全て混ぜる
  • 2.オーブンペーパーの上にのばしてカットする
  • 3.170℃のオーブンで30分焼く

カットした段階ではこんな感じです。

オーブンで焼くとこんな感じになりました。(角が無いのは味見したからです^^;)

うまく行ったか・・・と思ったのですが、下の画像のように容器に詰める段階でボロボロ割れてしまう始末。

尚、食べてみた結果は「全粒粉の歯ごたえと香ばしさ」については元のツーロングを上回っていたのですが、
手で持ち上げるとホロホロ崩れてしまい、固いお菓子であるという非常に大きな要素を満たせない出来でした。
#全粒粉とグラハム粉だけで作ってるので全粒粉としての歯ごたえと香ばしさが上回るのは当然な話ですね。

なので、失敗ですね。
歯ごたえを出すための要素としては、下記あたりのパラメータを変動させるのが影響してきそうですが、
大きいのはやはり材料の配合ですか。

  • 全粒粉でなく、通常の強力粉を使う
  • 強力粉とグラハム粉のバランス
  • 油の種類、量

以前バターと薄力粉と砂糖だけで固めのサブレを作ったことがあるので、
全粒粉でなく通常の小麦粉であれば油だけで歯ごたえが出せるのかもしれません。
あとはゴマ油の方がなたね油に比べていわゆる「重い油」なので、混ざりにくいのかも。

また、グラハム粉で粒が大きくなったため固めに仕上がりにくいというのもあるかもしれません。
普通の全粒粉でも固く焼きあげれば粒の感覚がでるのかもしれません。

・・・ともあれ、今回作ったものをゆるゆる食べきったら、また試してみますか・・・