Storm0.8.1→0.8.2でStorm媒体の変更点
相当間が空いてしまっていますが、こんにちは。
1月にStorm0.8.2がリリースされた・・・ということで、
まずは媒体がどういう風に変わったのか確認してみます。
・・・ええ、バージョン更新する際にきちんとまとめておかないとやらかしそうなもので(汗
1.媒体全体の差分確認
まず全体の差分を見てみますと・・・下記の通り。
storm-0.8.1.jar→storm-0.8.2.jarになったのはある意味当たり前として、
後はスクリプトや依存ライブラリ部分も変更されているようです。
2.スクリプトの差分確認
スクリプトディレクトリの差分を確認すると下記の通り。
build_release.shやto_maven.shは実際にクラスタに構築して動かす際には影響ないので除外します。
stormの差分は・・・
「stormコマンド実行時に--config に指定した引数を起動JVMの-Dstorm.conf.fileオプションとして設定」
というものでした。
パスを別口で指定可能になっているようですね。
特に指定していない場合は変更ないようです。
3.ライブラリの差分確認
ライブラリの差分を確認すると下記の通り。
3つのライブラリが更新されているようです。
clout-0.4.1.jar → clout-1.0.1.jar
compojure-0.6.4.jar → compojure-1.1.3.jar
ring-core-0.3.10.jar → ring-core-1.1.5.jar
そのため、Stormクラスタをバージョンアップする際にはWorkerプロセスを落として
Supervisorプロセスを再起動させる必要がある・・・ということになりますね。
加えて、もしかするとzookeeper上の情報も増えているかもしれないため、
そのあたりの影響もあるかもしれません。
zookeeper上の情報の話についてはまた今後確認してみますね。